バイヤー中村です。

最近フォト&コメントコンテストの写真ご紹介してなかったので本日久し振りにご紹介致します。

 

投稿者:まさし

コメント:【25年ぶりの芦ノ湖で】

初めて芦ノ湖を訪れたのは、ずっと昔の子どもの頃。

釣りを始めたばかりで、使っている道具もホームセンターで買った2980円のロッドなどでした。

ある日、知り合いが解禁後の芦ノ湖に連れていってくれるというので、大人に混じって夜中に出発。

それだけでもまるで冒険、とてもわくわくしたのを覚えています。

静かな湖畔に到着して、朝から何度もキャストを繰り返すが釣れません。

日が高くなった頃、おもむろにミノーを投げると着水と同時に良い型のマスがバイトしてきました。

下顎がしっかり見えるほど水面が割れたバイトでした。

突然のことに慌てたのもよくなかったのでしょう。

フッキングには至らず、結局その日はボウズとなりました。

悲しかったですね。

芦ノ湖とは、私にとってそんな印象の湖でした。

それから25年の月日が経ち、不思議な縁でこの湖に戻ってきました。

もちろん、昔の記憶も鮮やかに蘇りましたが、それ以上に、大人になってあらためて目にした芦ノ湖は美しかったです。

あの日と同じように水辺に立ちましたが、気持ちは随分と違いました。

その後の釣りの経験や出会いが、あの頃より少しだけ自分を成長させてくれていたのだと思います。

4月の中旬。

夕方になるにつれて、向かい風が吹き、岸には波が寄せています。

ラパラのオリジナルフローター9cmでシャローを攻めた数投目… 水面がモワっと動いたかと思うと、急にルアーが引ったくられました。

ロッドが魚の重さで曲がり、ドラグがチリチリと細かく音を立てます。

波間で魚体が黄金色に光り、それがブラウントラウトであることがわかりました。

急いでネットを手に取り、ランディングして魚の重さがリアルに手元に伝わった瞬間は、自分にとっての芦ノ湖の記憶が更新された瞬間でもありました。

写真は、近くで釣りをしていた方が撮ってくださったものです。

25年ぶりの芦ノ湖は、忘れられない魚との出会いをプレゼントしてくれました。

感動は何歳になっても宝物です。

⇛長文コメントありがとうございます。

感動がひしひしと伝わって来ます。

まさしさんお見事!

いい魚じゃ~ないですか。

それに近くに釣人が居て良かったですね。

記念にも記憶にも残す事が出来て最高に羨ましいです。

目元から伝わってくるドヤ感がたまりません(^_-)-☆

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