先日の河口湖モンスター捕獲報告
たくさんのお問い合わせをいただきましてありがとうございます。
捕獲に至る経緯をレポートさせていただきますm(_ _)m
2016.7.28 JB河口湖Bシリーズ第3戦
このトーナメントへの参戦の為の釣行
前日の7/27は公式プラクティス日となり
先日お伝えしたモンスターバスはこの日に捕獲いたしました
1日目 7.27 トーナメント前日公式プラクティス
この日は、湖全体を周りシャロー(浅場)からディープ(深場)まで
くまなくチェックしながらバスの状態を確認して
翌日の試合でどの状態のバスを狙いに行くか判断する事が目的となります。
時には1日釣竿を持たない事もありますが・・・
朝イチは梅雨明け前の曇天無風
水面は鏡の様なベタベタ状態
もはや釣れる気しかしないトップ日和ってヤツですよ‼︎
釣りするなって言う方が無理ですね(>_<)
ペンシルベイトをノシッノシッと、ロングスライドさせると・・・
出そ〜う・・・
出るよぉ〜・・・・・
シーン(ーー;)
ならばポッパーでギルごと浮かしちゃうか?
・・・シーン・・・(ーー;)
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今日のシャローは釣れませぬ(^_^;)
これでかえって、逸る気持ちをクールダウンできたので、我に返ってのプラクティス作業再開♪
最近の河口湖は大減水が起因してか、湖全体を白濁りが覆っている為
シャローの生命感が非常に薄い状態
ウィードの発育も遅く、バスのポジションが非常に絞り辛い中
シャローがダメならミドルは?
ディープは?
捕食してるベイトは何?
リアクションでバイトさせる方が効果的なのか?
一つ一つのパズルのピースを組み上げるように湖の状態を頭の中で組み上げていく
バスに自分を合わせるか、自分に合ったバスを探すのか・・・
魚は必ずフィールドの中に居ますから♪
この作業が他のどんな釣りよりもバスフィッシングの面白いところ。
醍醐味ですよね(^^
さて、去年から河口湖はワカサギが大量繁殖
シーズンを通してワカサギに付くバスは、しっかり捕食をしている為、
サイズもプロポーションも魅力的♪
ディープを回遊するワカサギに付くバスを探すと
要所で魚探には必ず良い反応画像が映し出されるにも関わらず
肝心のバスの反応は皆無(ーー;)
ならばミドルレンジしかありませんよ♪
(個人的には一番苦手な釣りなんですけどね^^;)
晴れ間が見え始めたので、間違いなく風が吹くはず・・・♪
案の定、風が吹き始めたタイミングで風と湖流の当たる岬に絡んだストレッチへ入る。
まずはスピナーベイトでミドルレンジ(2〜4m)のウィードの状態をチェック。
・・・こうして今回モンスターに遭遇するエリアに導かれるべくして
引き寄せられる様に入って行ったのでした(^^
ここは今年初めて入るポイントの為、水中の状況・情報は皆無
まずは情報収集作業から♪
1投目は沖から岸に向かって直角に近い角度で
シャローからブレイクに沿ってスピナーベイトを落として行く・・・
この岬のウィードの背丈、アウトサイドラインのレンジをルアーの動きから把握
2投目にボートポジションをアウトサイドのウィードラインへ持って行き
岸と並行にルアーをキャスト
アウトサイドラインのウィードトップをスタックしない様に
かすめながらウィードをカットできるスピードでスピナーベイトをスローロール
巻き始め早々、2つ目のウィードの塊に当たった感触が
1つ目のウィードよりも若干硬いウィードに感じ、スタックしない様、ウィードカットした瞬間
『ゴチンッ‼︎』
明らかに想定を上回るサイズの生命体にルアーを押さえつけられるアタリ
確実にこちらへ頭を向かせる様にリールを巻きながら合わせを入れると
ストロークの長い、力強い首振り。
『まちがいなくヤバイサイズです(°_°)』
モンスターがルアーへバイトしたのは水深3m前後
フッキングしてこちらへ向かせて首を振ったのは2mくらい
そこから一気に6m程(あくまでも感覚)に突っ込まれビタッと停止
そこで竿にトルクをかけて魚の頭を上げさせると一気に急浮上。
水面を割ったとてつもない大きさのバスのヘッドシェイクに頭の中は真っ白になりつつ
必死に自分を落ち着かせ、ドキドキのファイトでネットイン・・・
とりあえず前日プラクティス中の為、他の選手には見られたくない
そのまますぐにリリースするか?
いやいや、とりあえず長さ測っておこう
・・・67? ん? 68 !?
マジですか・・・(°_°)
ちゃんと計測・現認してもらわなきゃ(ーー;)
ところが、JBのトーナメントルールでは、試合前日のプラクティスにおいて
不正防止の観点から『ライブウェルの使用禁止』が定められているのです。
ボート屋さんへモンスターを連れて帰る事は
翌日の試合を控えている選手である以上、ルール上できません。
後々冷静に考えてみれば、協会本部へ入電して、レイクレコードの可能性があるバスを釣ったので計測したいと
ライブウェルの使用許可を申請すれば、許可を得ることができたのかもしれませんが
あくまでも『後々考えてみれば』のお話、これもまた『ヤボ』という事で^^)
バスをライブウェルに入れられないとなると
魚体のダメージを最小限に留める為、なるべく早いリリースに専念しなければなりません。
自身での計測と撮影を急ぎ
再会を祈りながらのリリース・・・
ゆったりと尾びれを振りながら潜っていく様は圧巻と言いますか貫禄といいますか・・・
河口湖の中でもまちがいなくトップクラスに君臨するこのサイズのバスが鎮座していたこのエリア
エリアのポテンシャルを確信しつつ、バイトしたタイミング・要因を自身の頭の中で整理して
翌日の本戦へ繋げるプランを思考しながらプラクティスを続けたのですが・・・
正直、この後は何をしても『うわの空』(^_^;)
翌日の本戦は一体どうなってしまうのか・・・
本戦の模様は改めてレポート致します。
今回のヒットルアー
スピナーベイト♪
長くなりましたので、ルアーやその他の詳細・続きは店頭で ♪
こっそり自分なりの 『キモ』 もお教えしますよぉ~(^_^
お気軽にお声を掛けて下さい(^^
ご来店お待ちしておりますm(_ _)m
スタッフKATO